まずはインフォニックに入社した経緯を教えてください。

インフォニックに入社する以前は、新卒で映像音響関係の会社に就職し、スピーカーやマイクなどの営業を担当していました。2年ほど勤めた頃に、マイクの制御機器がサーバーやソフトウェアに変わりはじめて……。そのときに「今後はITの分野が伸びてくる」と強く感じました。また、お客様の要望をより具体的に実現し、問題解決に直接関わることができる技術職に憧れがあり、IT業界への転職を決意。職業訓練校で半年ほど基礎的な知識を身につけた後、インフォニックに入社しました。

数多くのIT企業があるなかで、インフォニックに決めた理由を教えてください。

転職先の候補として、ITベンダーなどにエンジニアを派遣するSES企業も考えていましたが、大手のSES企業では会社と自分のつながりの希薄さや、キャリア形成の面で不安を感じて……。その点、インフォニックは会社と社員の距離が近く、スタッフ1人ひとりに目をかけてサポートしてくれるように感じました。今後のキャリアプランを考えたときに、エンジニアとしての市場価値を伸ばすことができる会社だと考えたのです。

未経験からどのように仕事を覚えていきましたか？

はじめは1ヶ月の研修期間があり、サーバー機器の設定や構築という基本の業務を教わり、常駐先ではインフォニックの先輩社員に実務を通じて仕事を教えていただきました。また、月に1回、上司との「1on1ミーティング」があります。仕事の進捗や悩みなどをざっくばらんに話すことができるのですが、助言をもらえる場があったことで、疑問を解消しながらスムーズに仕事を覚えることができました。

ネットワークエンジニアはどういった仕事でしょうか？

私が所属する基盤ソリューション事業部は、IT業界のなかでもインフラを担当する部署です。ネットワークエンジニアは、スイッチやルーターといったネットワーク機器を用いて、企業などの通信ネットワークを構築・設計し、顧客の業務が支障なく継続できるように、その後の運用、監視、障害対応なども行っています。

現在はどういった業務を行っていますか？

いまは大手企業のシステム関連を担うグループ会社に常駐し、ネットワークやインフラの運用支援を行っています。クラウド型Webセキュリティの運用業務に加えて、お客様との調整業務や個別の依頼対応、各種事象の調査対応など。さらにグループ会社の拠点ネットワーク導入支援や現地作業、障害対応などネットワーク関連の業務全般に携わっています。

ネットワークエンジニアとして大切にしていることはなんでしょう？

ネットワークエンジニアの仕事では、何をするにも意外と社内や顧客との調整が必要になります。だからこそ、関係各所との円滑なコミュニケーションを大切にしています。常駐先のお客様と日々コミュニケーションをとりながら実績を積み、信頼関係が生まれていると実感できたときにやりがいを感じます。

これまでの仕事で辛かったことはどんなことですか? どのように乗り越えましたか?

全国約350拠点のネットワーク更改のプロジェクトで進捗管理業務を担当しましたが、これはなかなか苦労しました。連日、現地ユーザーや責任者、作業会社など各方面の調整を行うなかで、ときには抜け漏れなどもあって……。でも、常に現場メンバーのサポートがあり、いつも的確な助言をいただき、問題が発生したときなどには矢面に出てくれる上司もいるおかげで、何とかやり遂げることができました。１人では乗り越えられなかったので、チームプレーの大切さを実感しました。

インフォニックに入社してどんなスキルが身につきましたか？

大手企業の大規模案件に携わる機会が多いため、ネットワーク構築のトレンドや最新技術に触れることができました。L2のWAN（ワイドエリアネットワーク）の構築を主体に、ネットワークに関連するクラウドファイアウォールやセキュリティ、プロキシ、DNSといったソリューションの設計から構築、導入から運用、保守まで幅広い業務のスキルが身に付いたと思います。